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10日ぶり反落も下げ渋る
週明け28日午前の東京市場10日売りに反落、日経平均は162円安です。前週末の米株式市場ではダウは上昇したもののナスダックが安く、ハイテク・グロース株を中心に利益確定売りが優勢で、一時340円近くに下げ幅を広げました。ただ、日銀が国債を特定の利回りで無制限に買い入れる指し値オペ(公開市場操作)を通知したことで、先物に買いが入り下げ渋っています。
高値圏にある高配当銘柄は利食い優先
あすに3月の実質最終売買日を控え、配当や株主優待など駆け込み的な権利取りの動きはあったものの、海運は軟調で前週末まで上値を追っていた資源関連にも急落する銘柄が目立ちました。高値圏にある高配当銘柄は権利落ち後の値動きを確認しながら、利益確定を優先する方針で、前場は大平洋金<5541>や住友鉱山<5713>など資源関連につなぎ売りを入れました。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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