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米株急落も底堅い
前週の東京市場は連休の谷間で2日間の立ち合いでしたが、底堅い動きになりました。両日とも前日の米株市場でダウが1000ドルを超える急落となったことで、下値を試す場面はありましたが、押し目買いや買戻しに持ち直し、2日は小幅安、6日は朝安のあと上げに転じ2万7000円台を回復しています。期待されていたFOMC通過によるあく抜けとはならず、グロース株が再び売られ重しになりましたが、バリュー株が強く相場を下支えしました。
決算手掛かりに個別物色活況に
米金融政策には不透明感が残り、週明けも米長期金利睨みの不安定な状況が続きそうですが、原燃料高の影響の一方で円安効果から主要企業の業績は堅調です。週明けは本格化する3月期決算発表を手掛かりに個別物色が活況になり、全般も底堅い動きが続くでしょう。好決算銘柄の値動きを確認しながら、値幅狙いのチャンスを探るとともに、グロース株反転のタイミングも見極めたいと思います。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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