朝安のあと上昇に転じる
週明け6日の東京市場は続伸しました。日経平均は154円高です。5月雇用統計が改善したことで金融引き締めへの警戒感から、前週末の米国株式が下落した流れを引き継ぎ、売りが先行しました。ただ、寄り直後に240円近くに下落したあとは先物買いを交えて下げ幅を縮め、前場後半には上昇に転じています。時間外の米株価指数先物高や円安、アジア株高もフォローになり、後場に入ると逆に220円近くに上げ幅を広げる場面がありました。
全般思った以上に底堅くテーマ物色も活発
全般思った以上に底堅く、プライム市場の値上がり銘柄数は前引け段階の901から大引けでは1029に増えています。「GoToトラベル」再開検討が伝わったことでリスタート関連に買いが広がったほか、防衛関連などテーマ株物色も活発で、原油高を受け石油関連も買われました。弱材料に耐性がつき下値の買い意欲がさらに強まっており、上値抵抗帯の2万8000円突破から上昇が加速する展開も想定しておきたい考えです。
アジアクエや三菱重に追撃買い
きょうははグロースのリバウンド狙いでGEI<9212>とアジアクエ<4261>、リスタートの空港ビル<9706>、防衛関連の三菱重<7011>に追撃買いを入れました。あすからは戻り売り圧力が小さい、あるいは上値のフシ抜け上昇が加速する銘柄を狙いたい考えです。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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