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米株高に追随し4日ぶり反発
週明け4日の東京市場は4日ぶりに反発しました。日経平均は218円高です。長期金利の低下を受けて米株市場が反発した流れを引き継ぎ買戻しが優勢でした。朝方に320円超に上昇したあとは急速に伸び悩み、前週末終値水準まで失速する場面もありましたが、その後は持ち直し大引けにかけじり高歩調をたどっています。
下値では買いが入ることを確認
オプションSQ、ETF分配金ねん出売り、米6月雇用統計と週末に重要イベントが集中することから週を通じて上値の重い展開が予想されていましたので、反発し2万6000円を回復したことはまずまずの滑り出しでしょう。時間外の米株価先物安や為替が円高に振れていることも重石でしたが、下値では買いが入ることが確認できました。
AViCへの打診買いにとどめる
半導体関連まちまちながら、米長期金利低下を受けグロース株にも切り返す銘柄が増え、下値不安は後退した印象です。ただ、明確な底入れと物色の持続性を確認できるまでは慎重に対処する考えで、きょうは直近IPOのAViC<9554>への打診買いにとどめました。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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