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朝安のあと上昇に転じる
14日午前の東京市場は続伸、日経平均は185円高です。朝安のあとは下値を売り込む動きはなく、下げ渋りから上昇に転じました。米6月米消費者物価指数(CPI)は上昇率が9.1%と40年半ぶりの高水準になりましたが、米国株市場で主要株価指数が引けにかけ持ち直したことから過度な不安心理が和らいでいます。米ハイテク株高や138円台まで進んだ円安が輸出株の追い風になりました。
物色はややグロースに傾く
米CPIはコンセンサスを上回ったものの、6月は原油をはじめとしたコモディテー価格が高値圏にあったことから高い伸びになることは事前に観測されていました。市場の反応としてトレンド、物色の方向に大きな変化はありませんでしたが、米長期金利が低下したことでややグロースに傾いた印象です。推奨銘柄もおおむね底堅く、坪田ラボ<4890>、マイクロ波<9227>が急伸のあとも堅調に推移しており、前場は同じく直近IPOのM&A総<9552>に追撃買いを入れました。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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