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米金融引き締め長期化懸念強まり大幅続落
1日の東京市場は大幅に続落しました。日経平均は430円安です。FRB高官のタカ派発言を受けて金融引き締め長期化懸念が強まり、前日の米株市場で主要指数が4日続落するなど下値模索が続いたことから、市場心理が悪化しました。時間外の米株価指数先物安も重しで、後場に入ると500円以上に下げ幅を広げています。
200日線下値サポート機能果たすか
前日は下げ渋りましたが、米国株が予想以上に弱く、週末の米雇用統計発表を前にリスク回避ムードが急速に強まりました。139円台後半まで円安が進んだことで輸出株の一角に買いが向いましたが、相場全体の下支え効果は限られ、プライム市場の値下がり銘柄数は1606と9割近くを占めています。あすも様子見に上値は重く、米国株に振らされることになりそうで、まずは200日線(2万7500円)が下値サポート機能を果たすかを確認したいと思います。
日本製鋼にナンピン
きょうは推奨銘柄もほとんどが冴えない動きでした。ただ、子会社の不正報道を受け前日売られた日本製鋼<5631>が切り返し、後場も高値圏で強い動きを続けていましたので、ナンピンを入れています。あすも慎重姿勢ながら、原発やきょう動きのあった電池関連などテーマ株で値の軽い銘柄の買場を探りたい考えです。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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