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反発もFOMCの結果待ちで上値重い
連休明け20日の東京市場は反発しました。日経平均は120円高です。前日の米国株市場で主要指数が反発したことを受け、自立反発に転じました。ただ、朝方に340円近くに上昇したあとは戻り売りに押され急速に上げ幅を縮め、後場は前場終値水準で膠着しています。予想通りFOMCの結果待ちで上値の重い展開でした。
高値圏にある銘柄の値動きに注意
今週は立ち合い日数が3日しかなく、FOMCに加え、日銀金融政策決定会合では円安対策が出るのではないかの見方も手控えムードを助長しました。22日にFOMCと日銀会合の結果を消化することになることから、あすはさらに様子見姿勢が強まりそうですが、ダブルスコープが前週末に続いてストップ安に売られたことが中小型材料株物色に影を落としており、特に高値圏にある銘柄の値動きには注意をしたいと思います。
川崎汽が大幅続落
ひとまずは反発しましたが、買い戻しの域を出ず、きょうは高配当割安のハリマ化成<4410>への追撃買いと底値放れの動きを鮮明にしてきたシキノハイ<6614>への打診買いにとどめました。一方、ショートでは川崎汽船<9107>が大幅に続落し、一段安に進みそうです。あすはよほど手ごたえがない限り基本的に売り買いとも手控え様子を見守る考えです。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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