売り買い交錯も底堅く続伸
1日の東京市場は続伸しました。日経平均は91円高です。長期金利上昇を嫌い前日の米国株市場で主要株価指数が反落したことから、小高く寄り付いた後は利益確定売りに押され、下げに転じる場面があるなど売り買いが交錯しました。ただ、FOMCを前に手控えムードが広がるなかでも、時間外の米株価指数先物高や香港株高を支えに下値では買いが入り底堅く推移しています。
トヨタ減益決算の影響は軽微
中小型株には利食い売りに押され銘柄も多く、プライム市場の騰落銘柄数は値上がりは849に対して値下がり911と値下がりがやや上回りました。もっとも、売買代金上位の大型株は堅調で、トヨタが予想を下回る減益決算で下げに転じた影響も小さく、好決算銘柄への反応はおおむね良好です。6~9月IPOに続き直近IPOにも動きが出てきました。
eWeLLとマイクロ波が高値うかがう
あすはFOMCの結果待ちで様子見姿勢が強まりそうですが、決算を手掛かりににした個別株物色は活発な状況が続きそうです。推奨銘柄では前日に買いを入れたeWeLL<5038>とマイクロ波<9227>が高値をうかがう動きで、直近IPOのFIXER<5129>に追撃買いを入れ、8月IPOの日ビジネスシス<5036>を買い直しました。一方、チェックした好決算銘柄では東映アニメ<4816>に打診買いを入れ、カプコン<9697>を買い直しています。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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