反落も底堅さ
週明け12日の東京市場は反落しました。日経平均は58円安です。前週末発表の米11月PPI(生産者物価指数)が予想を上回り、利上げ長期化を警戒して米国株が下落した流れを引き継ぎました。ただ、朝方に160円余り下落したとは下げ渋り、2ケタに下げ幅を縮めています。13~14日にFOMCを控え様子見ムードが強く後場は膠着しましたが、底堅さは意識されました。
米金融動向へ耐性がつく
FOMCでの0.5%の利上げはすでに織り込みが進んでおり、利上げの最終到達地点となるターミナルレートがどこまで上昇するのかが最大の関心事で、重要イベントを前にポジションを一方に傾けづらい状況です。ただ、前日の動きを見る限り、米金融動向への耐性がついてきており、引き続き直近高値から急落した小型グロースの出直りを狙う考えです。
eWeLLとNexToneに買い
前日はファーストリテなど値嵩株の下げが指数を圧迫しましたが、短期的に売り込まれた中小型株を中心に下値拾いの動きがみられました。エニーカラ―が下げ渋っていることで、小型グロースにも目先底入れの兆しが出ており、前場は売り買いとも手控え様子を見ましたが、後場はeWeLL<5038>とNexTone<7094>に追撃買いを入れています。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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