一時下げ渋るも戻り売りに押され続落
21日の東京市場は5日続落しました。日経平均は180円安でフシ目の2万6500円を割り込んでいます。日銀金融政策修正を受け急落した前日の地合いを引き継ぎ、売りが優勢でした。前場中ごろに300円近くに下落したあとは、短期的な突っ込み警戒感から自律反発狙いの買いが入り、下げ渋りから一時上昇に転じています。ただ、後場は戻り売りに押され安値圏での推移が続きました。
金融、内需買い輸出売りの荒っぽい動き
急激に進んだ円高が一服、時間外の米株価指数先物高もフォローになりましたが、日銀修正は海外でも事実上の利上げと受け止められており、物色の流れを含め影響がどこまで続くかが不透明で、買いが手控えられたようです。物色は金融株や内需株が買われる一方、輸出株が売られる荒っぽい動きで、売り込まれきた中小型株には買戻しが入りましたが、朝高のあと戻り売りに値を消すケースが目立ちました。
強調基調銘柄への買いにとどめる
全般落ち着きを取り戻すまでは慎重な対応が必要で、きょうはマイクロ波<9227>やマイクロアド<9553>、リファインバス<7375>、イントループ<9556>の強いトレンドを継続する銘柄への買いにとどめました。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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