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前の週の下落取り戻し一段高
前週の東京市場は大幅に反発しました。日経平均は前週末比975円高です。植田日銀新総裁が現行の金融政策を維持する意向を示し、ウォーレン・バフェット氏が日本に追加投資を検討していると伝わったことが買い安心感を誘いました。雇用統計やCPIは予想の範囲内で、市場予想を下回るPPIを受けた米国株高もフォローになり、日経平均は負けなしの6連騰で、週末に上げ足を速めています。米景気減速が懸念されるなか、前の週の下落分を取り戻し一段高に進む強い動きでした。
押し目買いに堅調地合い続く
2万8000円半ばは昨年来跳ね返されてきたボックス圏上限で、上昇ピッチの速さから週明けは反動安も予想されますが、5日線や25日線近辺では押し目買いが入ると考えられ、堅調な地合いが続きそうです。ただ、月末から3月期決算発表が始まることから、高値圏にある銘柄は噴き値では確実に利益を確定したい考えです。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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