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反落も好決算支えに下げ渋る
10日の東京市場は反落しました。日経平均は120円安です。4月米消費者物価指数(CPI)発表を控え様子見に米国株市場で主要指数が下落、短期的な過熱感もあってポジション調整売りに押されました。ただ、下値の買い意欲は強く、2万9000円台を維持して推移しており、後場は主要企業の好決算を支えに下げ渋っています。
TMN利益確定する一方オムロンに打診買い
決算を手掛かりにした個別物色は引き続き活発でしたが、内容によって明暗を分けており、好決算でも目先の利食い売りに下落する銘柄も散見されました。きょうは高値更新後に動きが鈍ったTMN<5258>を利益確定する一方、好決算発表のあと高値保ち合いが煮詰まってきたオムロン<6645>に打診買いを入れています。
ネガティブな反応は限られる
あすはCPI発表を受けての対応になりますが、インフレ長期化が意識され、米国株が下落したとしてもたとしてもネガティブな反応は限られるでしょう。好決算銘柄が相場の下値を支えると考えられ、引き続き決算内容と株価の反応を確認しながら好業績株の買い場を探る方針です。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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