3日続伸し1年半ぶり高値
週明け15日の東京市場は3日続伸しました。日経平均は238円高です。前週末の米国株は下落したものの引けにかけ下げ渋っており、主力株を中心に買いが先行しました。朝高のあとは短期的なスピード警戒感もあって、利食いや戻り売りに伸び悩みましたが、後場はじり高歩調で1年半ぶりの高値圏で取引を終えています。為替が円安に振れていることや時間外の米株価先物高もフォローになりました。
マザーズ指数も上げに転じる
5週連騰のあとで日経平均のPERは14倍半ばと割安感もなくなり、騰勢一服も想定されるなかで、先物主導ながら予想以上に底堅い動きです。大型株中心の展開で前場はマイナスで引けていたマザーズ指数も上げに転じました。3月期決算発表後半は中小型株が主体で、好内容にもかかわらず利益確定売りに急落する銘柄も散見されますが、翌日以降に見直されるケースが目立っています。
オムロンとステムセル研に買い
前場はギックス<9219>の損益を確定して買いは見送りましたが、後場は決算発表後の高値保ち合い上放れの兆しを見せてきたオムロン<6645>に追撃買い、好決算発表のあとの利食い売り一巡から急反発に転じてきたステムセル研<7096>に打診買いを入れました。引き続きチェックした好決算銘柄の買い場をジックリ探っていきたい考えです。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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