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膠着も底堅く反発
前週の東京市場は反発しました。日経平均は前の週から280円上昇しています。上値は重く膠着感は強かったものの、下値では買いが入り切り返す底堅い動きになりました。米7月雇用統計の結果を受け利上げ長期化への警戒感からを一時3万2000円を割り込み、ムーディーズによる地銀の格下げを嫌気して3ケタの下落になる場面がありましたが、連休前の10日は米国株が下落したものの、朝安のあと切り返し200円を超える上昇です。3万2000円近辺が下値抵抗ゾーンとして確認するかたちになりました。
米7月CPIはインフレ鈍化示唆
前週末で決算発表が一巡したことから、市場の関心は再び米経済指標を受けた金利や為替動向に移るでしょう。連休明けは米7月消費者物価指数(CPI)を消化することになりますが、結果はインフレ鈍化を示唆する内容でした。市場の反応と物色の流れを確認しながら、チェックした好決算銘柄と材料株の買い場を探る方針です。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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