半導体中心に売られ大幅反落
連休明け14日の東京市場は大幅に反落しました。日経平均は413円安です。米国株市場でダウは高かったものの、長期金利上昇を嫌気してハイテク株が売れた流れを引き継ぎました。為替が円安に振れたことで朝方こそ買いが先行しましたが、半導体関連などを中心に売り圧力が強まり、下値を探っています。米国に加え国内長期金利も上昇していることが重しになり後場一段安になりました。
米7月CPIの結果はグロースに逆風
米7月消費者物価指数(CPI)の結果は米利上げ打ち止め期待の後退と長期金利上昇を招き、グロース株には逆風になりました。決算を手掛かりにした物色は引き続き活発ですが、好決算銘柄が大幅高に買われる一方、特に決算が不振だった新興銘柄に値を崩すケースが目立っています。決算発表が一巡し、16日には7月FOMCの議事要旨が発表されることから、あすは手掛かり材料難に様子見ムードの強い展開になりそうで、まずは物色の方向を確認したいと思います。
クオルテックが大幅高で高値
ただ、推奨銘柄では今期営業益倍増を見込んだクオルテック<9165>が大幅高で高値を更新しており、きょうはチェックした好決算銘柄のなかからマクニカHD<3132>に追撃買い、AIメカ<6227>に打診買い、ラウンドワン<4680>にナンピンを入れました。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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