反発も上値重い
15日の東京市場は反発しました。日経平均は178円高です。米国株がハイテク株を中心に買い戻され、前日の大幅安の反動でリスクオフの巻き返しになりました。ただ、朝方に300円超上昇したあとは売りに押され、3ケタの上昇ながらきょうの安値圏で引けています。145円台半ばまで進んだ円安が追い風になりましたが、値がさ半導体関連株が伸び悩んだことが上値を重くしました。
ラウンドワンが大幅続伸
米半導体関連は反発ながら上値は重く、グロース株全体としては逆風の状況が続いており、好決算を好感して前日買われた新興グロース株には当面の利益確定売りに反落する銘柄が目立ちました。推奨銘柄では前日にナンピンを入れたラウンドワン<4680>が大幅に続伸、AIメカ<6227>はしっかりでしたが、クオルテック<9165>は利食い売りに反落しており、きょうはテセック<6337>へのナンピンにとどめています。
物色の流れを含め相場の方向性確認
あすは7月FOMC議事録の公表を前に様子見ムードが強まりそうで、引き続き物色の流れを含めた相場の方向性を確認しながら、チェックした好業績銘柄の買い場を探りたいと思います。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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