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続伸も戻り売りが上値抑える
11日午前の東京市場は続伸、日経平均は170円高です。中東情勢の影響は限られ、FRB高官の発言を受け米長期金利低下を好感して前日の米国株市場で主要指数が続伸した流れを引き継ぎました。ただ、今晩に米生産者物価指数(PPI)、あすに米消費者物価指数(CPI)の発表を控え、戻り売りが上値を抑えており、3万2000円台を手前に足踏み状態です。半導体関連の値がさ株が買われ指数を押し上げる一方、商社や海運など大型バリュー株は軟調で、前引け段階のプライム市場の騰落銘柄は値下りが1264と7割近くを占めました。
三菱重が上昇一服でAIメカは上げ幅縮める
推奨銘柄では三菱重<7011>が上げ一服、AIメカ<6227>も新値追いながら上げ幅を縮めており、他候補銘柄も上値の重い状況です。引き続き米長期金利と市場の反応を確認しながら、リバウンドを狙っていますが、前場はアシックス<7936>へのナンピンにとどめました。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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