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大幅に3週続伸し上昇トレンド転換明確に
前週の東京市場は大幅に3週続伸しました。日経平均は前の週から1017円上昇し、6月に付けた年初来高値を射程にとらえています。週明け13日と翌14日は上昇ながら戻り売りや利益確定売りに上値の重い状況でしたが、米10月消費者物価指数(CPI)が予想を下回り米長期金利が急低下したことで、15日は800円を超える急騰、一気に3万3000円台後半まで水準を切り上げ、上昇トレンド転換を明確にしました。米ハイテク株高を受け、半導体関連が全般をリードしています。
FOMC議事録とエヌビディア決算次第で…
年末ラリーへ態勢は整いましたが、日経平均は3週間で2500円近く上昇しており、短期的な過熱感が意識され、今週は23日が日米とも休場になることから、全般下値を固めながら値動きのいい銘柄を個別に物色していくことになりそうです。FOMC議事録とエヌビディアの決算の内容次第では半導体関連を中心にしたグロース株物色がさらに盛り上がるでしょう。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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