日銀会合前に反落も下げ渋る
18日午前の東京市場は反落しました。日経平均は211円安です。米国株市場ではダウが7日続伸し最高値更新が続き、円高も一服したものの、あすの日銀金融政策決定会合の結果発表と植田日銀総裁の会見を前に買い手控えられ、ポジション調整売りに押されました。ただ、指数採用の値嵩株が売られたことで前場は下げ幅を400円以上に広げましたが、後場は押し目買いや買戻しに下げ渋っています。プライム市場の値下がり銘柄は前引け段階では9割近くを占めていましたが、大引けでは1179と7割程度に減りました。
引き続き半導体関連と新興グロースをマーク
日銀会合のについては、現状維持との見方が大半ですが、政策転換への「布石」を打ってくるのかが注目されており、結果に対する為替の反応が最大のポイントでしょう。無風通過でドル円が落ち着いていれば、年末ラリーへ個別株物色が盛上っていくと考えており、きょうはレーザーテク<6920>や東京エレク<8035>テラプロ<6627>などの半導体関連とフジオーゼ<7299>、AI inside<4488>などに買いを入れました。引き続き半導体関連と調整一巡から出直ってくる新興グロース株マークしておきたいと思います。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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