四季報見出しランキング【転ばぬ先のテクニカル】

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日銀会合警戒してか売りに押される

本日の東京株式市場は反落しました。NY市場はクリスマスラリーでNYダウは3日連続で史上最高値を更新。しかし、東京市場は今日から2日間の日銀会合を警戒してか、売りに押されました。

まずは下値サポートラインを試す

先週の日経平均は3万2433円に位置する75日線と3万3125円に位置する25日線の上下600円ほどの間で推移し、今週は下値サポートラインか、上値レジスタンスラインのどちからをブレイクし、トレンドが形成されるのではないかと考えていますが、まずは下値サポートラインが硬いのかどうかを試す展開になっているようです。

買い目線で見るところ

今年は6月以降、SQ値が3万2000円~3万2900円の間で決まっています。7回の平均は3万2413円なので、このあたりは堅い位置と言えそうです。今朝は3万2500円台まで下げてきたことで、この局面は買い目線で見るところではないかと思います。

今回の日銀会合は現状維持予想

今回の日銀会合は現状維持予想が見込まれていますので、市場との対話を重視するならば動けないはずです。ただ、来年は1月~4月の間にマイナス金利解除が行われるという見方が増えてきています。一時的に揺れるならば来春ではないかと考えられます。

前号に続き「続伸」トップも「下振れ」も増える

さて、本日は会社四季報・新春号が発売されました。見出し順位を見ると、前号に続き「続伸」(前回の176社から今回は181社に増加)がトップとなり、2位も前号同様に「上振れ」で164社から171社に、3位も同様に「上向く」が148社から156社に増加しています。一方、4位は前号7位の「下振れ」が97社から135社に増加してランクアップ。対象銘柄をみると、巣籠もり特需の反動と物価高による買い控えが影響を及ぼしている業種が目立ちます。

ネガティブ見出し少なく好調な企業業績

5位は前号で9位だった「最高益」が90社から117社に増加してランクアップ。6位以下は「好転」、「増額」、「増配」と続き、9位は「反落」も10位は「連続増配」、また、11位以下は「反発」、「連続最高益」、「横ばい」、「大幅増益」、「快走」と続きます。15位までのネガティブ見出しは3つしかなく、非常に好調な企業業績が見込まれています。見出しランキングを見る限り、弱気する必要はなさそうです。

日々勇太朗

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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