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小幅反落も下値の堅さ確認
前週の東京市場は小幅ながら4週ぶりに反落しました。日経平均は前の週から86円下落しています。大発会の4日は米ハイテク株安に能登半島地震の影響への警戒感も加わり、大荒れの展開になりました。ただ、前場に700円以上下落したあとは急速に下げ渋り、175円安まで戻して引けています。週末5日は米雇用統計発表を控え上値の買いは手控えられたものの、円安を好感して反発しており、立会い日数はわずか2日間でしたが、下値の堅さを確認するかたちになりました。
米長期金利と為替受けた物色の流れ確認
週足は下ヒゲ陽線を引き、連休明けも堅調な展開が予想されますが、米長期金利と為替の動きを受けた物色の流れを確認したうえで、動きのいい銘柄を狙う考えです。早期利下げ期待が後退したことで年明けから米ハイテク株が軟調に推移しており、前週はバリューシフトの動きがみられましたが、11日発表予定の米12月消費者物価指数(CPI)など重要経済指標の内容次第で半導体関連などグロース反転が考えれ、全方位で有望銘柄をマークしておきたいと思います。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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