大幅続伸しバブル後の高値更新
10日の東京市場は大幅続伸しました。日経平均は678円高です。米国株市場ではダウが4日ぶりに反落しましたが、為替が円安に振れ、エヌビディアが連日で最高値を更新したことがフォローになり、リスクテイクの動きが加速しました。高寄りの後も先物への買戻しを巻き込んで700円超に上げ幅を広げ、一時3万4500円台に乗せています。大引けにかけてやや伸び悩みましたがバブル後の高値を大きく上回りました。
半導体関連を中心に堅調
推奨銘柄もアドテスト<6857>やレーザーテク<6920>、エンプラス<6961>など半導体関連と周辺銘柄を中心に堅調に推移しており、さくらネット<3778>やAIインサイド<4488>やアドバンテスト、三菱重<7011>などに追撃買いを入れ、東エレク<8035>、立花エレ<8159>などを買い直しました。
米経済指標受けた物色の流れ確認して
短期的な過熱感や大台突破による達成感から反動安には注意が必要ですが、下値には買いが入りやすく、堅調な地合いが続くでしょう。ただ、あすに発表される米消費者物価指数(CPI)、12日の生産者物価指数(PPI)を受けた米長期金利と米国株の動向で、物色の方向が変わると考えられ、引き続き流れを確認しながら動きのいい銘柄を狙いたい考えです。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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