小幅反発も個別株物色は活発
18日の東京市場は小幅ながら3日続落しました。日経平均は11円安です。前日の米国株が安く売り先行のあと、148円まで進んだ円安をフォローに上昇に転じ200円超に上げ幅を広げる場面がありました。ただ、短期的な過熱感や高値警戒感から利益確定売りに押され、終盤は前日終値水準でもみ合い小幅な下落で取引きを終えています。半導体関連を中心にしたハイテク株や自動車株が買われるなど個別株物色は活発で、プライム市場の騰落銘柄数は値上がり863に対して値下がり729と値上がりが上回りました。
推奨銘柄は半導体関連を中心に堅調
前日に続いてプラス圏を維持できず、下げに転じて引けましたが、日経平均は5日線レベルで下げ渋っており、下値には買いが入ってくるようです。推奨銘柄は半導体関連を中心に堅調で、きょうはAIインサイド<4488>とアドテスト<6857>、レーザーテク<6920>、スクリーン<7735>に追撃買い、三井海洋<6269>に打診買いを入れました。きょう引け後に半導体受託生産大手の台湾TSMCが発表した10~12月決算は最終減益ながら市場予測を上回り、1~3月は8%程度の増収を見込み、半導体業界の需要底入れを示唆しました。あすの関連銘柄の反応を見守りたい考えです。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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