米国株高引継ぎ3日続伸
23日午前の東京市場は3日続伸、日経平均は373円高です。前日の米国株市場でダウ、ナスダックの主要指数が上値を追い、連続して最高値を更新した流れを引継ぎ、リスクオンの地合いが続きました。日銀金融政策決定会合でマイナス金利解除が見送られることを想定した買いがショートカバーを誘発して相場を押し上げています。ただ、前日まで2日間でで1000円以上上昇していたことで利益確定売りも観測され、前引け段階のプライム市場の値上がり銘柄数は913と5割強にとどまりました。
半導体関連は買い持ちのまま様子見
推奨銘柄ではレーザーテク<6920>が大幅高で連日の最高値、スクリーン<7735>やアドテスト<6857>、コクサイエレ<6525>、などの半導体関連が引き続き強い動きでした。高値警戒感が意識されることから追撃買いは控えましたが、24日発表予定の半導体製造装置大手ASMLの決算が関連銘柄の支援材料になる可能性があり、買い持ちのまま様子を見ています。一方で高値保ち合いを上放れてきた三菱重<7011>を買い直し、M&Aの材料が出たGENDA<9166>に打診買いを入れました。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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