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下げ渋り3日ぶり反発
25日の東京市場は小幅ながら3日ぶりに反発しました。日経平均は69円高です。米国株市場はまちまちの動きで、高値警戒感から利益確定売りが上値を抑え、先物主導で一時300円以上に下げ幅を広げ3万6000円台を割り込む場面がありました。ただ、下値では買いが入り前引けにかけて下げ渋り、後場序盤には上げに転じています。長期金利が上昇する中にあっても半導体関連が強く、決算を手掛かりにした個別物色も活発で、プライム市場の値上がり銘柄数は1236と7割以上を占めました。
ディスコに打診買い
日経平均は5日線にフォローされるかたちで底堅い動きです。需要底入れ観測や生成AI向け次世代型への期待からレーザーテク<6920>やスクリーン<7735>、コクサイエレ<6525>など半導体関連が堅調に推移しており、きょうは朝安のあと上げに転じたディスコ<6146>に打診買いを入れました。今期減益予想ながら付加価値案件が伸び、来期業績拡大が期待されています。引き続き半導体関連と周辺銘柄を中心に決算内容と株価の反応を確認しながら、有望銘柄をチェックして買い場を探る考えです。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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