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4万円台乗せも6週ぶり反落
前週の東京市場は6週ぶりに反落しました。日経平均は前の週から221円下落しています。週初に4万円大台に乗せたあと週半ばまでは高値圏で小動きで推移しましたが、7日木曜日は大幅高のあと急失速、3万9500円台まで水準を切り下げ、週末は反発したものの4万円を前に戻り売りに押され伸び悩んで引けました。日銀の早期マイナス金利解除観測が浮上、為替が円高に振れたことが重しになりました。
マイナス金利解除と円高織り込む流れ
日経平均は年始から押し目らしい押し目もなく7000円幅で上昇しており、4万円大台替えによる達成感から上値追いには慎重になってきました。当面はマイナス金利解除とこれに伴う円高を織り込む流れで、調整含みの展開が予想されますが、下値では急ピッチの上昇に乗り遅れた投資家の買いが入ると考えられ、AI・半導体関連など直近高値銘柄の下げ止まりから切り返しを狙いたいと思います。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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