日銀会合通過で4万円大台回復
19日の東京市場は続伸しました。日経平均は263円高で2週間ぶりに4万円大台を回復しています。日銀金融政策決定会合の結果発表を控え様子見ムードが強まるなか、前日の急伸の反動で利益確定売りが先行しました。ただ、マイナス金利解除は事前のアナウンスで織り込み済みで、後場寄り付きに日銀会合の結果が予想通りだったことが判明するとアク抜け感から買いが優勢になりました。緩和的金融政策が続くとの観測から150円台半ばまで進んだ円安が追い風になり、きょうの高値で取引を終えています。
三菱重やディスコが堅調
推奨銘柄では三菱重<7011>、ディスコ<6146>が堅調で、ヴレインS<135A>やエレメンツ<5246>などのAI関連のグロース株の一角も強い動きで、他補銘柄もおおむね底堅く推移しました。前場はヴレインSへの追撃買い、立花エレ<8159>への打診買いとeWeLL<5038>へのナンピンにとどめましたが、後場はディスコやレーザーテク<6920>、東エレク<8035>の半導体関連を中心に買いを入れています。ただ、AI・半導体関連が本格反騰にいたるかはFOMC後の米長期金利次第と考えており、休日明けのFOMCの結果への市場の反応を確認したいと思います。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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