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大幅続落し調整色強める
前週の東京市場は大幅に続落しました。日経平均は前の週から1377円下落しています。週初から新年度相場入りに伴う機関投資家の益出しと見られる売りに朝高のあと大幅安で引ける軟調スタートになったあとも台湾の地震、米利下げ期待の後退、中東情勢の緊迫化と悪材料が重なり、乱高下を繰り返しながら下値を探りました。日経平均は25日線を明確に割り込み日足がデッドクロスしており、調整色を強めています。
値の荒い展開が続く
需給の峠は通り越しましたが、10日に米3月消費者物価指数(CPI)とFOMC議事録の発表が予定され、週末にはオプションSQを控え、値の荒い展開が続くと予想されます。米国の利上げ時期や回数を巡って思惑が交錯するなか、物色の方向も変わると考えられ、米長期金利と米国株、為替の動向を確認しながら、直近高値から急落した銘柄のリバンドのタイミングを待ちたい考えです。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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