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4ケタ超える急落で一気に3万7000円割れ
週末19日午前の東京市場は大幅反落、日経平均は1260円安で一気に3万7000円台を割り込んでいます。台湾TSMCが24年の半導体市場の成長見通しを引き下げたことや米早期利下げ観測の後退も嫌気され、前日の米国株市場でハイテク株が売られた流れを受け、4ケタを超える急落になりました。値がさ半導体関連株への売りが指数を押し下げるなか、イスラエルがイランを空爆したと伝わったことが下げに拍車をかけました。前引け段階のプライム市場の値上がり銘柄数は値下がり銘柄数は160096%がを占める全面安商状です。
半導体市場成長見通し引き下げが痛手
前日は自律反発に転じましたが、米長期金利にらみの不安定な状況に変わりはなく、半導体市場の成長見通しの引き下げが痛手になりました。マスは市場の落ち着きを待つしかなさそうです。ただ、月末から始まる3月期企業の決算発表に備え、推奨銘柄の過半の損益を確定して手持ちを整理しており、前場はAIスパコン整備への補助金の材料が出たさくらネット<3778>に打診買いを入れました。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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