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3万4000円割れ
16日の東京市場は3日ぶりに反落となりました。エヌビディアは人工知能(AI)向け半導体「H20」を巡り、輸出許可が必要になると米政府から通知があったとし、55億ドルの費用を計上すると明らかにしたことで時間外で株価が6%以上下落したことを受けて主力半導体売りが指数を押し下げ日経平均は3万4000円を割る動きになりました。大きな値幅が出る乱高下から鎮静化したことでこの数日は過度な警戒が薄れましたが、やはり関税に絡む報道がでると買いが引っ込む動きです。オランダASMLホールディングに続き17日は台湾TSMC、国内ではディスコの決算発表が予定されており、半導体関連銘柄の動きには引き続き注視したいと思います。
良品計画が高値
一方、良品計画<7453>が高値を更新し、クリエイト・レストランツ・ホールディングス<3387>を含めて小売りや外食の内需が強い動きです。自動車を含めて輸出系はトランプ関税の報道で株価の動きが二転三転することから目先的にはこのような内需への物色が有効とみています。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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