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過度なリスク回避の動きが緩和
22日前場の東京市場は大幅に3日ぶり反発となりました。ベッセント長官が、米中いずれも現状が持続可能とは考えておらず、米中貿易摩擦が緩和されると確信していると述べたことやトランプ大統領がパウエルFRB議長の解任に否定的であることを語ったことから過度なリスク回避の動きが緩和され、半導体など輸出系が買い戻しの動きになりました。トランプ政権はこのところのトリプル安に警戒感を持っているようですが、半導体関税などを含めてトランプ政権の方針は変わっていないことから、朝高の後は上げ幅を縮小させています。
内需も利食い売り
半導体などが買い戻しとなる一方で、ニトリHDなどここまで買われていた内需は利食いに押されています。物色の方向感が掴めないままであり、後場の動きを冷静に見たいところです。防衛関連も底堅さを見せていますが上値を追い切れな状況です。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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