「正直じいさんの大判小判」~好業績株の下値を買う一方天井形成銘柄をショート

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞

20日午前の東京市場は反落、日経平均は125円です。前週末のNY株安や為替の円高などを受け、安くスタートした後、10月の貿易統計で輸出が伸びたことを手掛かりに、自動車株が買われ下げ渋る場面がありましたが、売買代金が減少傾向のなか主力株が売られ値を消しました。前場段階の東証1部売買代金は概算で1兆1756億円です。
全体としては高値波乱が警戒される状況ですが、個別には物色意欲は強く、値上がり銘柄数が1100を超えるなど値下がり銘柄数を大きく上回り、中小型の材料株に買いが向かいました。また、中長期的な上昇基調に変化はなく、プログラム売買などで振らされ、過度に突っ込んだ場面では好業績の主力株か225ETFの押し目を拾いたいところです。
ピックアップ銘柄は安川電機(6506)が堅調、アバールデータ(6918)も一段高に向かってきました。東京エレクトロン(8035)は反落となりましたが5、日移動平均をキープしており、いずれも下値狙いでいいでしょう。一方でショート狙いではヨシックス(3221)は反発でここは見送り、アルコニックス(3036)は5日移動平均線に上値を抑えられており、追撃売りでいいと考えています。
作戦通り、3Q以降も一段の業績拡大が期待できる好業績株の下値買い、月足ベースで大きく上値乖離し、天井を打った銘柄のショート狙い継続です。
花咲 翁

証券市場新聞 https://marketpress.jp/

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