「正直じいさんの大判小判」~一服の中小型好業績株の下値狙い

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞

24日午前の東京市場は3日ぶりに反落、日経平均は77円安です。休日を控えているところへの円の強含みや上海株安で買いが手控えられました。ただ、先物への売りをきっかけに140円超まで下げた後は、押し目買いに下げ幅を縮めています。前場段階の東証1部売買代金は概算で1兆1222億円に細りました。
主力株は上値が重く、指数はマイナスながら、個別には物色意欲は強く、中小型株に値を飛ばす銘柄が目立っています。大型株は今少し調整が必要のようですが、大勢上昇基調に変化はなく、目先波乱があるようなら、そこは押し目買いのチャンスになるでしょう。また、全般底堅く当面は中小型好業績株や材料株中心の展開が続くと見ています。
ピックアップ銘柄も安川電機(6506)の相場の腰は予想以上に強く、東京エレクトロン(8035)、キーエンス(6861)もしっかりです。中小型ではアバールデータ(6918)、モリテック(5986)とケル(6919)は一服ながら、値保ちがよく引き続き下値狙いでいいでしょう。一方、ショート狙いのアルコニックス(3036)は反落で、引けにかけてだれるようなら追撃売りです。
花咲 翁

証券市場新聞 https://marketpress.jp/

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