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14日午前の相場概況
14日午前の東京市場は小幅続落、日経平均は31円安です。FOMCでは事前の予測通り0.25%の利上げと緩やかな政策金利の引き上げが確認されました。ただ、当面の材料出尽くし感から112円台半ばまで円高が進み、売りが先行しています。前場段階の東証1部売買代金は概算で1兆2033億円でした。
ハイテク株が自律反発し中小型に値を飛ばす銘柄目立つ
前日まで上げていたメガバンクをはじめ金融株は米長期金利低下を受けて売られ、出遅れ感から買われていた海運なども反落しましたが、半導体関連などのハイテク株が自律反発に転じ下値を支えました。また、小型株指数や2部、新興株指数も高く、材料が出た中小型株に値を飛ばす銘柄が目立っています。
IPO好人気でセカンダリーも順調
上場2日目のヴィスコ・テクノ(6698)が公開価格の3倍で初値を付けるなどIPO人気も盛り上がっており、SGホールディングス(9143)が買い進まれるなど、セカンダリーも順調でした。値動きが良ければ、ほか公開株のセカンダリーや直近IPO銘柄の戻りも狙えるでしょう。
ロコンドは緩めば買い、噴き値は利益確定
ピックアップ銘柄では直近IPOのロコンド(3558)が連日の新値で、ゆるんだ場面は買い、噴き値があれば利益確定です。一方、立川ブラインド(7989)は続伸、ミクニ(7247)、シェアリングテクノ(3989)も底堅く、引き続き下値狙えでいいでしょう。
花咲 翁
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