正直じいさんの株で大判小判|企業 証券市場新聞

円高で後場一段安

 24日の東京市場は反落、日経平均は183円安と後場一段安となりました。前日に1991年11月以来約26年2カ月ぶりの高値を付けた反動で利益確定売りが先行、ドル・円が一時110円を割り込む円高に振れたことから主力の輸出株が売られ、下げ幅を広げています。東証1部売買代金は概算で2兆9404億円でした。




安川電が下げ幅広げ主力株への買い手控え

 注目の安川電機(6506)の3Q決算は85%経常増益と利益急拡大ながら、コンセンサス通りで、利食い売りに反落となりました。前場は小幅安にとどまっていましたが、円高が痛手で後場に入って下げ幅を広げ、主力銘柄への買いを手控えさせました。

日本電産2割営業増益も為替次第

 大企業製造業の17年度の想定為替レートは1ドル=110円18銭で、現在の為替レートでは輸出大型株には手を出しづらいのでしょう。きょう引け後に発表された日本電産(6594)の3Q決算も営業利益19.7%増と大幅増益で着地しましたが、サプライズはなく、株価の反応は為替次第になりそうです。

収益上振れ期待銘柄を個別に狙う

 ただし、収益上振れを期待できる銘柄は個別に買われるでしょう。引き続き為替の影響を受けにくい、中小型好業績株の下値狙いです。ピックアップしているゼンリン(9474)、日本動物高度医療(6039)、立川ブラインド(7989)、立花エレテック(8159)、KYCOM(9685)、MSコンサル(6555)
すららネット(3998)はその範疇で、新報国製鉄(5542)も注目銘柄に加えておきます。一方、タイガースポリマー(4231)は海外売上比率が高く、一旦見送りとします。
花咲 翁




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