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反発も上値の重い状況に変わりない
13日午前の東京市場は反発、日経平均は111円高です。シリアを巡る地政学リスクが和らいだことで、NY株が大幅高となった流れを引き継ぎ、買いが優勢になりました。為替が107円台半ばまで円安に振れていることも追い風になっています。もっとも、上値の重い状況に変わりはなく、フシ目と見られている2万2000円に接近したところからは戻り売りに押されました。前場段階の東証1部の売買代金はプションSQ算出に絡み概算で1兆2939億円とやや増えています。
物色は輸出セクターを意識
日経平均は買い一巡後は小動きとなり、週末でSQ値の2万1853円も下回っていることから、後場は様子見気分の強い展開になりそうです。ただ、好決算発表の安川電機(6506)は買い一巡後、小安い水準でもみ合っていますが、省力化や設備投資関連への波及もみられ、今後は内需からの外需への資金シフトが意識されるでしょう。デイトレについては全般膠着感が強まっていることから値動きのいい銘柄に人気が集中する可能性が高く、前場の高値を抜いてくる銘柄を追撃買いでいいと思います。
花咲 翁
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