正直じいさんの株で大判小判|企業 証券市場新聞

終日売り優勢

 30日の東京市場は反落、日経平均は167円安です。米国株市場が安く、特にナスダック総合指数が100ポイントを超える大幅な下げとなったことで終日売りが優勢でした。111円台10銭台までドルが買い戻されたことから下げ渋る場面はあましたが、あすに日銀金融政策決定会合の結果が判明することから、後場に入ってさらに様子見気分が強まっています。

好決算評価されNT修正の動きも

 個別には第1四半期決算の内容で明暗を分けるかたちとなり、当面の材料出尽くし感から急落する銘柄もありましたが、おおむね好決算は素直に評価され、好業績株への押目買いも入っており、東証1部の値上がり銘柄数は全体の45%を占めました。また、ファーストリテイリングやソフトバンクに加えエーザイなど225採用の値嵩株の下げが目立つ一方、三菱UFJなどメガバンクが堅調に推移するなどNT倍率修正の動きも続いています。

金融政策決定会合の結果を見守る

 さて、あすは日銀金融政策決定会合が焦点で、「波乱なし」がメインシナリオではありますが、市場には政策修正への思惑がくすぶっており、10年物国債の利回りが0.110%(前週末比0.015%高)と約1年半ぶりの高水準を付ける場面がありました。また、ETFの購入配分を日経平均からTOPIX連動型へシフトするとの観測が強まっており、変更がなかったとしても何らかの変化があるでしょう。まずは会合の結果を見守りたいと思います。

ゼンリン1Q黒字転換

 一方、決算発表の前場のヤマ場を迎え、個別株物色はさらに活発化しそうです。ピックアップ銘柄ではきょうの引け後にゼンリン(9474)が1Q決算を発表しており、黒字転換で2Q計画を超過しました。このほか、ダイキン(6367)、シスメックス(6869)、浜松ホトニクス(6965)いずれも業績好調で、下値を拾って問題ないと見ています。短期値幅取り候補では朝方に打診買いを入れた日本バルカー(7995)が最高値を更新ました。引き続き決算発表スケジュールをにらみながら、好業績銘柄をピックアップしていきます。

花咲 翁

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