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反落も下げ幅縮小の流れ
31日午前の東京市場は9日ぶりに反落、ただ、日経平均は39円安と前引けにかけ下げ渋りました。米株安や足もとの円高を嫌気して売り先行で始まり、一時190円超に下げ幅を広げましたが、円高一服や中国8月製造業PMIが市場予想を上回ったことなどから、下げ幅縮小の流れです。薄商いで上値の重い状況に変わりはありませんが、下値は海外勢の買戻しが支えているようです。
ソースネクストは押し目狙い
全般下値の堅さを確認したことで、動きのいい中小型株の個別物色が続いており、ピックアップ銘柄ではゼンリン(9474)が新値を追い、ダイキン(6567)も高値をうかがう動き、ジャムコ(7408)、任天堂(7974)は上げ一服ながら底堅く推移しました。短期値幅取り候補ではオプティム(3694)とソースネクスト(4344)が連日で新値を更新しており、ソースネクストを噴き値でいったん利益を確定しましたが、改めて押目を狙っていきたいと考えています。
花咲 翁
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