売り買い交錯で小幅反落
17日の東京市場は小幅に反落しました。日経平均21円安です。売り買い交錯の展開で、利益確定売り小安く始まったあと、押し目買いにすぐに上げに転じましたが、上値も重く大引けにかけマイナス圏に沈みました。為替が108円80銭前後と円が弱含んでいることが支援する一方、中国GDPなど重要経済指標の発表が相次ぐことやブレグジット問題を協議するEU首脳会議が開催されていることが上値の買いを手控えさせました。
個別にも底堅さ
反落ながら年初来高値水準で底堅く、東証1部の騰落銘柄数は値下りが1433と全体の7割近くを占めましたが、総じて押しは浅く、個別にも底堅さが意識されました。半導体に代わって、きょうは電子部品が強い動きを見せ、中小型株に返す銘柄が目立っています。東証1部の売買代金は2兆円を割り込みましたが、下値は買戻しが支えており、あす以降も個別に物色意欲の強い状況が続きそうです。
手間いらずやホロンを追撃
推奨銘柄ではベイカレント(6532)を高値で利益確定する一方、追撃買いを入れた手間いらず(2477)やホロン(7748)、買い直したブシロード(7803)が上値を伸ばしました。ソフトブレン(4779)やリオン(6823)に加え、後場に買い直した東洋合成(4970)、日コンセプト(9386)も底堅い動きで、高値奪回から一段高を期待しています。
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