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米株高と円安追い風に7連騰
29日の東京市場は7日続伸しました。日経平均は106円円高と連日の年初来高値更新です。前日の米株高と109円台まで進んだ円安をフォローに買い優勢の展開が続き、一時2万3000円台を回復しました。後場は利益確定売りにやや伸び悩みましたが、下値は買い直され、底堅く推移しました。東証1部の売買代金は概算では2兆3278億5000万円とやや増加しており、7割以上の銘柄が上昇するなど個別物色意欲も旺盛でした。
慎重に銘柄選別
押し目待ちに押し目なしの状況で、2Q5割超の大幅減益で通期下方修正のファナックも下げ渋るなど、個別にも底堅さが増している印象です。ただ、ショートカバー主体の上昇で業績底入れ観測は懐疑的に見ざるを得ない点も多く、上値追いは避けました。引き続き決算内容と需給動向を確認しながら慎重に銘柄を選別したい考えです。
イビデンが連日の高値
推奨銘柄では半導体周辺で好取組みのイビデン(4062)が連日の高値、前場に買い直したストライク(6196)は上値を伸ばし、追撃買いを入れたイーレクス(9517)はしっかりでした。
株式情報と相場見通し
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