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下げ渋り小幅ながらも反発
20日の東京市場は3日ぶりに反発しました。日経平均は21円高です。前週末の米株式市場でナスダックやSOX指数が上昇したことを受け、小高く寄り付いた後は時間外の米株価指数先物安が重しになり値を消しました。ただ、後場に入ると日銀ETF買い観測に下げ渋り、小幅ながらも上げに転じて引けています。日経平均は25日線が下値をサポートするかたちとなりました。
全般底堅く新興市場も上昇
もっとも、今週は立ち合いが3日しかないことから売り買いともに見送られ、東証1部売買代金は1兆6776億円にとどまり、薄商いに方向感に乏しい展開です。ただ、東証1部の値上がり銘柄数は1320と全体の6割を占め、全般底堅さが意識されたことで、新興市場でも材料の出たバイオ関連を中心に買いが入り、前場は続落して引けていたマザーズ指数やジャスダック平均も上昇に転じました。
富士通、フロンティアMが上げ幅拡大
推奨銘柄も前場は利益確定売りが優勢でしたが、5G関連で材料の出た富士通(6702)が新値を取り、フロンティアM(7038)が後場上げ幅を広げ、マクアケ(4479)も堅調に推移しました。直近IPOのコマースワン(4496)もストップ高に買われるなど、持ち直す銘柄が増えています。今週は基本的に様子見ですが、物色の流れを見極めながら、強い銘柄へシフトしていきたいと思います。
by 株価チャート「ストチャ」
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