25日線から切り返す銘柄を狙う【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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配当落ち埋め3日続伸

29日の東京市場は3日続伸となりました。日経平均は27円高です。前日に300円超上昇していた反動と9月末配当権利落ちの影響で売り先行で始まりました。ただ、一巡後は時間外の米株価指数先物高を支えに下げ渋り、後場は配当再投資と日銀ETF買い観測に上げに転じています。日経平均は配当落ち分の145円を埋め、もち合いレンジの上限を捉えており、一時的な需給要因はあるとはいえセンチメントは改善しました。

マザーズ急反発し2年半ぶり高値

米ハイテク株に底入れの兆しが見えてきたことで、半導体や周辺銘柄が買い直され、前日は利益確定売りに押されたグロース系中小型株にも急反発に転じる銘柄が目立っています。マザーズ指数は急反発し2年半ぶり高値、ジャスダック平均は7カ月ぶり高値をつけており、IPOが引き続き人気を集めたほか、NTTによるドコモ完全子会社化報道を受け、通信インフラのJTOWERがストップ高、EC関連のメルカリやBASEも買いを集めるなど、新興市場が賑わいました。

推奨銘柄は後場一段高

推奨銘柄もおおむね堅調で、いずれも後場一段高に買われています。きょうはカオナビ(4435)の利益を確定する一方、25日線を下値に切り返してきたマクアケ(4479)とメドレー(4480)、エーアイ(4388)、コマースワン(4496)などに追撃買い、アバール(6918)に打診買いを入れました。IPOではrakumo(4060)が公開価格の3倍で初値を付けており、値動きを見極めながら参戦のタイミングを待ちたいと思います。




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