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トランプ病状改善観測で買い戻し
5日の東京市場は急反発しました。日経平均は282円高です。新型コロナに感染したトランプ米大統領が5日にも退院するとの観測から時間外の米株価指数先物が上昇したことを受け、買戻しの動きになりました。朝方に350円近くに上昇したあとは狭いレンジでもみ合いましたが、ダレることなく底堅く推移しています。東証1部の売買代金は2兆700億円と低水準ながら、値上がり銘柄が全体の9割近くを占めました。
全般膠着で個人の資金は中小型株へ
高寄りのあと全般が膠着したことで、個人を主体にした資金は中小型株に向い、マザーズ指数やジャスダック平均は後場一段高となりました。IPOでは大型案件で1部直接上場のダイレクトマーケティングミックス(7354)は公開価格割れで初値形成となりましたが、ヘッドウォータース(4011)とアクシス(4012)はストップ高に買われ、前場は伸び悩んでいた銘柄も後場買い直されるケースが目立っています。
エーアイが大幅高で新値
推奨銘柄では音声合成辞書作成サービスで材料が出たエーアイ(4388)が大幅高で年初来高値を更新、マネーフォワド(3994)やグッドパッチ(7351)は切り返しの動きを強めました。きょうは値動きの鈍ったコマースワン(4496)の損益を確定、マクアケ(4479)の損失を確定するなど、銘柄の絞り込みをかける一方、メドレー(4480)に追撃買い、手間いらず(2477)に打診買いを入れました。ここからの噴き値局面は確実に利益を確定したい考えです。
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