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反落も2万3500円台維持
15日の東京市場は3日ぶりに反落しました。日経平均は119円安です。追加経済対策早期成立への期待後退で前日の米国株が安く、円が強含んだことから売りが優勢でした。東証1部売買代金は1兆8100億円強と米大統領選と国内企業の2Q決算発表を控え様子見気分が強まるなか、後場やや下げ幅を広げる場面がありましたが、下値を売り込む動きとはならず、2万3500円台を維持して引けています。
マザーズ指数2%強の下落
一方、マザーズ指数は2%を超える急落、ジャスダック平均も反落しており、中小型株には伸び悩む銘柄が目立ちました。マザーズ指数は前日に14年ぶりの高値水準を回復していたことから、利食い売りが上値を抑えたようです。需給状況は良好で過熱感を冷ます自律調整ながら、2Q決算を控え一旦ポジションをたたむ動きもあると考えられ、本格的な利益確定に傾くことには警戒しておきたいと思います。
レノバは堅調に推移
推奨銘柄ではレノバ<9519>は堅調に推移しましたが、JMDC<4483>やマクアケ<4479>、Spee<4499>が後場小幅ながら下げに転じるなど、伸び悩む銘柄が増えました。ただ、推奨銘柄は2Q決算を視野に業績にポイントを置いて選別しており、ほぼ半数の損益を確定しています。あすからは流れを見極めながら上値では利益を確定する一方、下押せば押し目買いのタイミングを待つ考えです。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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