潮流|証券市場新聞

日経平均をチャート面で捉える

 日経平均をチャート面で捉えると1989年から2008年までの下げに対する61.8%(黄金分割比)戻りは2万6748円となる。価格帯別日経平均では2万3000円から2万7000円までの出来高が少なく真空地帯となって上昇しやすい。




3つの要因で日経平均の上値メドは?

 旧TOPIXが1750ポイントの上値の壁(棺桶の蓋)を明確に上回った。過去四半期超えることができなかった岩盤を打ち破ったことは大強気相場入りしたことを意味する。さらに、好調な企業業績は2018年も続くことが予想され、日経平均のEPS(一株利益)が5%増加して1600円になった時、PER17倍で2万7200円となる。チャート、需給、ファンダメンタルズといった3つの要因から2018年の日経平均が2万7000円を超える。

ゴールデン・サイクルの2年目

 また、景気循環サイクルから短期キッチン・サイクル、中期ジュグラー・サイクル、長期クズネッツ・サイクル、超長期コンドラチェフ・サイクルの4つの景気循環が同時に上向くゴールデン・サイクルが2017年に実現し、2018年は2年目となる。2年目は賃金上昇が国内景気を上向かせ、完全なデフレ脱却が株価上昇をもたらす。このゴールデン・サイクル入りは日本だけでなく、米国も同様だ。

新興企業向け株式市場も歴史的高値

 新興企業向け株式市場でも歴史的な高値を付けている。日経ジャスダック平均株価は1990年7月20日以来ほぼ27年5カ月ぶりの高値を付けた。東証マザーズ指数は2007年1月以来、10年11カ月ぶりの高値を付けた。年末年始は新興市場が上昇しやすい。特にIPO銘柄の上昇が12月から際立っている。この上昇基調が続くかどうかは1月の日経平均が上昇するかどうかで決まることになるだろう。2016年や2014年は1月に日経平均が下落した。その時は新興市場銘柄も売られている。逆に上昇した時は新興市場の上昇は続くケースが多い。

外国人投資家の買いが鍵

 日経平均が2万7000円超えを達成するには外国人投資家の買いが欠かせない。外国人は取引所ベースでは11月第2週以降、売り越しを続け、現物・先物を合わせた売り越し額は1兆4677億円にのぼる。ただ、年間を通して見れば1兆8000億円の買い越しとなっている。2018年1月から外国人投資家が買い越しに転じるかどうかが重要なポイントとなる。買い越しなら2018年は強気相場で間違いない。

潮流銘柄は?

 潮流銘柄は、PKSHA Technology(3993)、ラクオリア創薬(4579)、オプトラン(6235)。

岡山 憲史(株式会社マーケットバンク 代表取締役)プロフィール

1999年2月 日本初の資産運用コンテスト「第一回S1グランプリ」にて約1万人の参加者の中から優勝。
このコンテストはスカイパーフェクTVの資産運用情報番組「インベステーション」が主催、
ゴールドマン・サックス投信・クレディスイス投信・野村アセットマネジメント投信などの協賛を得て行われたもので、
プロの運用担当者などを含む1万人以上の参加者を集めて実施。
コンテストの開催時期(98年11月16日~99年2月15日)は日本株式市場がバブル後最安値を付けに行く最悪の環境にもかかわらず、
1億円の資金を1億3112万円(運用期間年利回り124%)に殖やすという脅威の成績をあげ文句なしの優勝を果たす。
第二回大会においても、2ヶ月間で1億円の資金を2億1600万円に増加させ、6位入賞。
1999年12月8日にマーケットバンク設立。17年以上にわたって株式投資で安定した高パフォーマンスを継続して出すことのできる
画期的な運用手法とサービスを提供している。

2002年1月にNHK番組「経済最前線」にて独自の投資支援システムが紹介される。
2005年12月TBS番組「筑紫哲也のNEWS23」にて勝ち組企業として紹介される。
直近では2017年1月に始まった夕刊フジ主催の「株-1グランプリ」において優勝。
1ヶ月間で3銘柄の合計パフォーマンスを競います。最終のパフォーマンスは155%と断トツの結果。
週刊現代、週刊ポスト、夕刊フジ、ネットマネー、月刊カレントなど幅広く執筆活動を行っている。

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