6月25日の株式相場見通し|貿易戦争の落ち着き処を待つ展開【記者の視点】

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6月25日の株式相場見通し|貿易戦争の落ち着き処を待つ展開【記者の視点】

 22日のニューヨーク市場はエネルギー株の上昇でダウが9日ぶりに反発、225先物のナイトセッションはこれを受けて堅調に推移していたが、1ドル109円台まで円が強含んだことを受けて30円高の2万2490円で引けており、週明けの東京市場は小動きでのスタートが予想される。
 米中貿易戦争の懸念が継続しているが、22日にはトランプ大統領がEU内で組み立てた輸入自動車に20%の関税を課すとツイッター上で発言しており、欧州との貿易摩擦への懸念も台頭している。日経平均に比べてTOPIXの冴えない動きも先般相場の先行きの不安を高めており、トランプ大統領に端を発した貿易戦争の落ち着き処を待つ展開が続きそう。個別ではOPEC総会通過後にニューヨーク市場でエネルギー株が上昇したことを受けて東京市場にもこれが波及しよう。全般的に上値を追い難い状況が続けば、今週も26日の国際紙パルプ商事(9274)を含めて5社が新規上場を控えており、初値形成からセカンダリーの動きで、これらに短期資金が向かいそうだ。




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