げ止まる気配ないソフトバンクG【記者の視点】

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げ止まる気配ないソフトバンクG【記者の視点】

 今月では3回目の下げとなったが、日経平均は2万2000円を維持しており、底堅い印象だ。トランプ米大統領が国連総会演説で中国の不公正な貿易慣行を厳しく批判したが、これは大統領選へ向けた有権者向けのアピールとの印象が強い。加えて民主党主導で米下院がトランプ大統領の弾劾に向けた正式調査を開始することも懸念されたようだが、調査には時間を有することから、目先的な売り材料ではない。むしろ過熱感を冷やす意味でよい調整になったとの見方もある。
 26日の権利付き最終日へ向けて9月配当・優待銘柄の物色が下支え要因となっており、明日もこれが下支え要因となりそうだ。
 指数構成銘柄ではソフトバンクグループ(9984)が安値を更新し、下げ止まる気配がない。出資先でシェアオフィスを展開すう「ウィーカンパニー」のCEO辞任が嫌気されている。これまで、孫正義氏主導による「ビジョンファンド」の出資先はIPOで成功を収めてきただけに、今回の波乱で、傷が付いた格好。「ビジョンファンド」の出資では「ブランド製品ではない」家庭用品を販売している無印良品の米国版であるeコマースサイト「ブランド レス」の苦戦も伝えられている。起死回生的な明るい話題がでないと株価の底打ち感が見えない。




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