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今年最低の売買代金【記者の視点】
NY市場の高値更新が下支えになっているが、海外投資家のクリスマス休暇入りが影響し、東証1部の売買代金は概算で1兆2861億円と今年最低となり、5年8カ月ぶりの低水準を記録した。昨年末のソフトバンクという大型上場はなく、需給面での圧迫要因がない中で、売り仕掛けの動きもなく、多くの投資家は様子見だ。海外投資家が戻ってくる26日以降の流れを見る必要もあるが、1月のSQまで10営業日を切った現状では、年明けまで主力に関しては動きがなさそう。
個別では247(7074)がこの日もストップ安まで売られ、ついに公開価格割れとなってしまった。上場から間もない時期での下方修正は、個人投資家の投資意欲衰退として他の銘柄に波及しないか不安を感じる。
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