225先物「ハチロク」の裏話|証券市場新聞

日経平均は年初の6日連続安に続いて、3月末からも7日連動安となり異状事態に陥っている。世界各国の株式市場は、米国を中心に大きく回復基調にあり、なぜ日本だけが低迷しているのかを「テクニカル分析」で検証した。
第1に日米の指数差を見ると今年2月10日までは日経平均がNYダウを上回り一時3000ポイント以上差をつけたが逆転し、現在NYダウの方が1800ポイント前後上回っている。この要因は年初から日経平均が一日に500円以上下落した日が6回あったのに対しNYダウの最大の下落は392ドルであった。
第2に一目均衡表を比較すると、NYダウは今年3月1日に株価の抵抗帯である「雲」の上限を突破し、上昇相場を確定し現在においても雲の上限を1000ドル程度上回って推移している。反して日経平均は一時「雲」の中に入ったものの上限を突破できず、再度雲の下で低迷している。
第3に25日移動平均線では、NYダウは今年2月19日より上昇曲線に移行し、3月18日に75日線を突破、3月30日には200日線をも突破した。それに反して日経平均の25日線は、3月14日に上昇曲線に変化したが15日後には下降曲線へ移動し腰の弱さを露呈した。
以上のテクニカル要因から外人投資家はすでに日本の株式市場から撤退しており、現在は、近い将来に発生するであろう「底値のシグナル」を観察しつつ、日本株投資をいつ再開するのかを見極めているものと思われる。

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