現物と先物の格差【星野三太郎の株街往来】

大証|企業速報 証券市場新聞
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新たなデリバティブ売買システム

あまり話題になっていなかったが、大阪取引所などが導入する新たなデリバティブ売買システム「J―GATE(ジェイ・ゲート)3・0」が9月21日に稼働した。これにより先物の夜間取引が午午前5時30分から6時に延長され、225先物と同様にオプション取引も取引開始時間が8時45分からとなった。

FOMCの結果を見ながら売買が可能

9月24日は東京市場の午前9時からの現物取引の寄り付きから大幅高となっていたが、先物のナイトセッションだと22日から23日にかけてのニューヨーク市場の立ち合い時間中にFOMCの結果を見ながら売買が可能。その時々の状況にもよるが、前日のナイトでうまく仕込んでおけば、24日の現物市場は高みの見物になる。

現物ユーザーもリスクヘッジができる環境を

そんな取引時間帯が拡充された先物に比べて、やはり日中の9時から15時に取引時間が限定されている現物市場と比べて不公平感を感じてしまう。深夜に取引が可能でも何も考えずに寝たいのが本音だが、イレギュラーな事態になったときに現物ユーザーもリスクヘッジができる環境が必要。現物と先物の格差を可能な限り無くしていくことが必要だ。

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